それは 株式会社 あさひ の優待券
私にとってですが・・これを取得するにあたりドラマがありました・・・
この優待は、優待族の中では、ある程度、高利回りの会社で、人気のある会社でした。(その後、優待廃止が発表されこの界隈では大きな話題となりました。。。)
この権利獲得日前から、取得に動いていたのですが、人気銘柄のためなかなか取得することができませんでした。しかし、権利最終日の前日の金曜日17:00にSMBCで大解放があり、1000株(20,000円相当の自社商品券)を購入する権利を得ることができました。
この時、SMBC日興証券一般信用売り 1,000株の予約ができたということです。
さて、権利日確定となる2023/02/20の2営業日前の午前中に、売り禁。現引き停止となってしまいました。
私は、普通の会社員なので、就業時間中に取引することができません。なので、昼休みの12:00過ぎに現引きする予定でした。
昼ご飯を10分程度で終わらせ、信用買いしていた1,000株を現引きする予定でした。ところがです、いつもの操作をしても現引きできないのです。焦っていて意味が解りませんでした。売り禁の意味を・・・
SNSなんかを見ながらやっと、売り禁の意味が理解できました。つまり、このまま、信用買い1,000株を持っていても、優待権利を獲得できないことを。。。
そこで、どうすれば優待の権利取得することができるか、少し考えました。
現物所有できるようにすること。
そこで、自分のすべての口座の状況を確認することにしました。
SMBC以外にSBI証券と楽天証券にある程度の金額を入金しており、余力があることを思い出しました。
どうやって、権利を取得したかというと
①SBI証券と②楽天証券にて現物 各500株ずつを12:30に購入できるように成行買いをセットしました。そして、現引きのできない③SMBC日興証券信用買い1,000株を成り売りでセットしました。
(手数料しては、少々発生しますが、その時の最善の対応だったと思います。)
そして、①②③の取引が成立しました。
いつもの最終処理(今回は現渡だけではないのですが・・・)
権利取得後、いつもであれば同一証券会社の現物と一般信用売りを相殺する処理の現渡をして終了なのですが、
今回は、
①SMBC日興証券の一般信用売りの買い戻し、成行買い。
②SBI証券と楽天証券の成行売り。
これを次の日に行うことで、20,000円 自社使用優待券をゲットできます。
通常通り行えば、この優待券をすべて使用できる前提で、18,000円以上の利益が出る予定でした・・・・
私の頭の中で、悪魔がささやきました・・もっと利益をだせるかも。・・・
これは、証券会社に手数料を支払い、優待価値と引き算することにより、差額分を頂くのが原則の取引です。でもでもです。うまく買い戻しと売り戻しのタイミングをコントロールできれば、もっと利益がでるよ!っと。
スリリングは、できるだけ味会わない方が良いと思います。
恋のスリリングと違って、金銭的なスリリングは、夜も眠れなくなります。(恋もですが、疲弊する感じが全く違います・・・恋はいいよね💛)
私の浅はかな決断
博打です。丁か半か!!!
これは、皆様にはお勧めしません。リスクはできるだけ取らないのが、小心者が対応できる範囲です。
同時、売買が基本の優待取りなのに、今回は売り玉をそのまま、持ったまま、現物を清算したのでした。つまり、株価が下がらなければ、損失が膨らむことを選択したのです。
※買いは有限。売りは無限。の意味が今もまだわかっていないため、危うい取引です。。
やはり・・・
自分の決断とはうらはらな値動きをすることの方が記憶に残るという通り、株価は、上がってしましました。次の日もその次の日も・・・・困った。。。
女神さまは。。。私に微笑んだ(たまたま)
眠れない日々とまではいきませんが、
優待券20,000円取得したが、損失が50,000円を超えてきていました。こうなると、いつ損切をするかを考えます。初心者の域をいまだに来れられない私は、いつも損切をしてきました。
かなり、痛い目に会ってきているのに今回も同じ轍を踏むことに・・・
地合いだったのか、忘れてしまいましたが、自分が取得した株価より下がってくれたタイミングが、2週間くらいで訪れました。もうこれ以上、利益は出なくても良いという心理学的な状況も相まってプラス圏で取引を終えることできました。
でも、成功体験は、後の大きなミスに誘導される・・
これを成功体験としてはいけません。たまたまなのです。言い聞かせるのですが、
最近の痛い目に会うような状況に出くわしています。皆さんは誘惑に負けないでこつこつと利益を積み上げて下さいね!
コメント